【メンズエステお悩み相談室】1年で辞めるつもりが気づけば5年働いています。わたしの将来って?

●質問
これといってやりたい仕事がなかったので、メンズエステで働きだして5年がすぎます。本当は、1年くらいでやりたいことを見つけて転職したかったのですが、流されるままに生きています。わたしの将来ってどうなるのでしょうか?(28歳・千葉県)

●回答
みなさん人生に意味を見出したがりますよね。今の時代における「多くの人に支持されている究極の生きている意味」は「好きなことをする」ことになっています。だから、「自分にはなにか使命感をもってできる『天職と呼べる仕事』があるはずだ、それを探さなければ」と思う人が多いのだけど、その考え方自体がすでに間違っています。

人生に意味などありません。あるのは「いま現在、この地球に生きているという奇跡性」と「なぜかわからないけど運よくこうなった」という「偶然性」だけです。

きっとあなたは、自分の好きなことを仕事にして生き生きと暮らしている友達や、好きな仕事をしているわけではないけど、さして不幸そうに見えない元気な友達と、自分を比較しているのだろうと思いますが、彼女たちが持っているのは「何らかの高いスキル」ではなくて、「運の良さ」です。あるいは、生きている意味をむやみに考えることなく(意味を考えようという発想すらなく)生きていることの奇跡性を素直に愛でることができている姿勢です。
生きている意味とか、自分の天職とかを考えたことのない人って、さっぱり考えていないからね。それは幸運なことなんですよ。つまり、世の中には生きている意味を考えてしまう人と、考えたことすらない人の、2種類の人がいるということです。

さて、偶然性(運の良さ・悪さ)について。
これは「人生というものは、偶然によって支配されている」という前提に、まずは立つというのが大事なのではないかと思います。むやみに「わたしには何かやりたい仕事があるはずだ」とか「生きている意味があるはずだ」と考えるのではなくて、「わたしは運が良くて(悪くて)今の店でエステティシャンとして働いているだけであって、この偶然性と自分の人生には何ら論理的なつながりはない」と思う、というのが、話の出発点です。

ということは、そこから出発した話は「今後あなたに起こる偶然の出来事」によって展開されます。偶然お店に来たお客さんと恋に落ちて結婚することになったとか、偶然あなたに出資してくれる人が現れてあなたはお店のオーナーになった、とか。

偶然って良運もあれば悪運もあるけれど、偶然にもその両方が誰の身にも降りかかってくるから、誰の人生もどうにか豊かなものになっているのです。
つまりあなたがまだわかっていないことは「これからとんでもないこと(善悪両方のとんでもないこと)が自分の身に降りかかる」ということです。もう少し丁寧なアドバイスをするなら、偶然を受け入れる心の隙間を持ちなさいということです。

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