●質問
メンズエステで働くことに疲れました。転職先はどこがいいと思いますか？

●回答
メンズエステは資格が必要な仕事ではないので、転職となったときに、途方に暮れる気持ちはよくわかります。
しかし、それを逆手に取るといいです。つまり、なんらかの資格がないから転職先に困るということではなく、「まったくのゼロベースから、可能性は無限大に広がっている」という発想に立つのです。

その発想に立ったとき、まず何が必要かと言えば、「転職業界用語」で言うところの「仕事の棚卸」です。すなわち自分は何をやってきて、何が強みで、何がウィークポイントで、何をしたいのか、ということがわかっていること。これが最も重要です。

そして、これがわかっていない人が大勢いるということです。
つまり、自己理解が及んでいないゆえに、どこに転職すればいいのか分からず、途方に暮れているということです。

さて、その自己理解は、どのように深めればいいのか、ということですが、1つは「もし食えなくてもいいとなったときに、わたしは何をしたいのか」を考えてみる、という方法があります。

みなさん自分に必要な生活費を最低限稼げる仕事、という限定した枠の中で次の仕事を探しますが、それだから自己理解が及ばないのです。
必要な生活費が稼げなくてもよいとなったときに、わたしは本当は何をしたいのだろうか？　ここから考えを始めてみるのです。

例えば、子供によくしてあげたいという気持ちがあるのであれば、子ども食堂に就職する（ボランティアする）という選択肢があります。子ども食堂はおそらく、さほどお給料が高くないか、完全にボランティアでやっているかなので、当然、転職先としては現実的ではないでしょう。

その場合、次に考えるべきことは、子供食堂に近い仕事場はなにか、ということです。このように「本当はわたしは何をしたいのか」というところから、少しずつ「食っていける仕事場」に考えを寄せてあげるのです。

いかがでしょうか？
ぜひ自己理解を深めてみてください。