口説いてくるお客様への秀逸な対処法とは?
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●質問
メンエスのお客さまがわたしのことを熱心に口説いてきます。毎回口説かれるのでわたしは病みそうです。口説いてくるお客様への秀逸な対処法を教えてください。
●回答
1000人以上のメンエスのセラピストさんのお話を聞いてきて思うことは、「セラピストさんが辞めていく原因のTOP3に入るのが、お客さんから口説かれるストレスだ」ということです。
「口説かれる」には2種類あって、1つは「つきあってほしい」というものです。もう1つは「やらせてほしい」。この2つのお客さんからの「要望」をのらりくらりとうまくかわしつつお金に変えていける腕を持っている女子じゃないと、メンエスの仕事はつとまらないのではないか? とすら思います。もっともメンエスに限らず、キャバクラにしてもスナックにしても、デリヘルのような風俗バイトにしても同じことだと思いますが。
あまり大きな声で言えませんが
さて、あまり大きな声では言えないのですが、お客さんと結婚したセラピストさんを、わたしは何人か知っています。そういうのはなにも特別なことではないように思います。スナックで働いていた女子がそこに来ていたお客さんと何年かして結婚したというケースも、いくつも知っています。風俗嬢の中にも、お客さんと結婚した人がいます。
お店がどう言うのかはまったく別にして、もしあなたが、口説いてくるお客さんのことが好きであれば、つきあって結婚してしまうというように思います。
というか、こればかりは誰にも止めようのないことなので、もしあなたが好きであれば結婚すればいい。
秀逸な答えとは
問題は好きでもないお客さんに口説かれるケースでしょう。
そういうお客さんにどのように言うべきか?
「そういったサービスはやっておりません」
と言って断ってしまうといいです。お客さんだってダメ元で届いているからです。
そもそも男って、自分の力試しとして、セラピストさんを口説くということがよくあります。
「かわいいな」「つきあってみたいな」「エッチしたいな」と思ったとき、「よし、勝負に出てみよう」と思うのです。
具体的にはまず、ダメ元で「つきあってよ」「やらせてよ」と言ってみる。で、相手の反応を見て次の一手を考える、というようなゲーム感覚で「つきあってよ」「やらせてよ」と男たちは言うのです。ゲームですから、断られても痛くも痒くもないというのが、男の本音です。
お店の人に相談してもOKです
というのが基本ですが、近頃はストーカーに代表されるように、なかなかどうしてしつこくしぶとい男もいます。「つきあってよ」「やらせてよ」という申し出を断ったら、ストーカーに豹変しそうな男もいますよね。
運悪くそういうお客さんにあたってしまえば、もう仕方がないので、お店の人に相談して、お店の人と一緒に対処法を考えるのがベターです。
メンズエステの雇用形態として、セラピストさんは個人事業主のような感じになっていますが、お店はセラピストさんに施術の場所を貸しているだけではなく、じつはお店で働いてくださっているセラピストさんを守る責任があるからです。
なので、本当に困れば、お店の人と相談して「お客様対策」をするというのが最も良い方法です。
口説かれる女子の本当の問題点とは
最後に、お客さんから口説かれることをストレスに感じる女子についてお話します。
口説かれた時、「わたしには男がやらせてほしいと思うほどの魅力があるのだ」と喜んだうえで、「でもあなたはタイプではないからやらせてあげません。つきあいません」と断って「以上、終わり」という感じでさっぱりしている女子がいる一方で、口説かれること自体をストレスに感じて「こんな口説いてくるお客さんがいるお店はもう辞めたい」と、夜も眠れぬ勢いで真剣に悩んで病んでしまう女子がいますね。
前者の女子と後者の女子のちがいはなにかと言えば、1つは、どれだけお金が好きかという気持ちの問題です。お金が好きであればあるほど、お客さんの「つきあって」「やらせて」という気持ちがどうでもよく思えてきます。また、それを逆手にとって「お金に変えてやろう」という気持ちが芽生えてきます。
もう1つは、自己肯定感が高いかどうかです。
「口説いてくれてありがとうね。でもわたしはつきあわないよ」とさらっと言える女子は、自己肯定感が高い傾向にあります。
反対に、口説かれるほどにどんどん病んでいく女子というのは、自己肯定感が低い傾向にあります。
自己肯定感の上げ方
自己肯定感の低い女子というのは相場が決まっており、お母さんが過保護だった。あるいはその反対にお母さんが毒親だった。または父親からの愛情が薄かった、という特徴があります。
したがって、口説いてくるお客様対策というよりかは、あなた自身の自己肯定感を上げることに注力した方が、話がはやいと言えます。メンズエステは他の仕事に比べて口説かれることの多い職場だと思います。しかしそれは程度の差であって、メンズエステを辞めても 40歳ぐらいまでは口説かれる人は口説かれるからです。その時にいちいち病んでいたのでは人生やってられないので、今のうちから自己肯定感を高めることをお勧めします。
ちなみに、自己肯定感は「なぜ自分の自己肯定感は低いのだろう?」という問いに自分なりに答えを出すことができれば、おのずと高くなります。答えとは「それ以上理由を追及してもそこから先は行き止まりだ」というところが答えです。
だから例えば、「わたしの親は毒親だからわたしの自己肯定感は低い」というのは答えになっていません。「親が毒親ならなぜ子の自己肯定感が下がるのだろう」という問いがおのずと生まれるからです。そのことについてゆっくり考えてみてください。
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