●質問
クソ客率の低いお店ってどうやって選ぶといいのですか？　わたしはどこのお店で働いてクソ客によく会います。

●回答
クソ客率の低いメンズエステ選びのポイントは、以下の4つプラス1つです。熟読の上、ぜひ参考になさってください。

客単価が高いお店
客単価が高いお店、いわゆる高級店は、一般的に言ってクソ客が少ないです。もちろんお金持ちの中にも遊び方が汚い人もいますので、絶対とは言えませんが、大衆店に比べてクソ客率が低い傾向にあります。
大衆店に来る男性客は、より少ないコストでより多くの「利益」を得ようと必死です。具体的に言えば、1万円に満たない施術料であわよくば乳首もマッサージしてもらいたい、あわよくば抜きもお願いしたいという、メンズエステ業界において迷惑でしかないお客が来ることもあります。
他方、高級店に来る男性客は、一般的には、心とお財布に余裕があるので、必然的にふるまいに余裕が生まれます。その結果、あれもこれもと無理なお願いをすることがありません。あまりに紳士的すぎて、セラピストさんの方が男性客に惚れてしまいそうだ、ということがあったり、なかったり……。
なので、メンズエステのアルバイトに応募する際、男性が見るホームページをチェックして、施術料をよく見てください。それだけでクソ客率の低いお店に出合えるでしょう。

顧客管理がしっかりしているお店
顧客管理がしっかりしているお店もクソ客率低めです。具体的には、初回の入店時に、免許証など身分証のコピーをお客からいただくお店はクソ客率が低いです。
お客の側からすれば、免許証という大切な個人情報のコピーをお店に渡すことに心理的な抵抗があります。どのような経営者なのかわからないので、悪用されないか不安になります。
しかし、お店はお客の個人情報を悪用しません。単にコピーを取るだけです。
その意図は1つ。身分証のコピーを預けて身元がお店にバレているのだから、お店でクソ客のようなふるまいをしてはいけないと、お客本人が強く自覚するというものです。
ほとんどのメンズエステ店はバックにやばい組織があるはずもなく、どのお店のどの経営者もごく普通の一般人です。単純にお客の心理的ハードルを上げ、店内でマナーよくふるまうことをお客に自覚していただくために身分証のコピーを頂いています。
顧客管理がしっかりしているかどうかは、面接時に尋ねると、たいていの店は気を悪くすることなく、事実を答えてくださるでしょう。

NG客を指定できるお店
求人情報の欄に「NG客指定可能」と書いてあるお店は、かなりの割合で、クソ客に遭遇する確率が低いです。
NG客指定可能というのは、要するに、マナーの悪いお客さんを排除しますという意味です。施術中にセラピストさんにおさわりをしてくる男性客や、店外デートをしつこく迫ってくるお客さんをNGにするセラピストさんは多いです。
NG客を指定できるお店というのはすなわち、客層を一定以上に保つことに力を入れることでセラピストさんがより働きやすい環境を作ることをお店として意識しているお店ということです。

研修に力を入れているお店
研修はありませんとか、研修は30分程の動画を見て終了です、というお店もありますが、そういうお店より、研修時は多少お給料が下がったとしても、研修に力を入れているお店を選ぶと、クソ客に出会う確率がかなり下がります。
お店として研修に力を入れているというのは、なにもセラピストさんに嫌がらせをするために力を入れているわけではなく、接客を一定のクオリティ以上に保つ、つまりお店の企業努力としてそうしています。
なぜそうするのかといえば、一定以上のクオリティのお客に来てほしいとお店が思っているからです。それはすなわち、セラピストさんに良質なお客さんを提供したいというお店側の親心です。マナーのいいお客と共にできるだけ長く働いて、目標の金額を稼いでいただきたいというお店側の思いなのです。
研修時に時給が下がるお店、下がらないお店、さまざまありますが、ぜひ研修が充実しているお店を選んでみてはいかがでしょうか？

あなたの普段のふるまいをしっかりしたものにする
最後に。あなたの普段のふるまいをしっかりしたものにすることも、NG客に出会う確率を下げます。
これは男性の悪いクセですが、見た目がだらしないとどうしても下半身が緩そうな女子という思い込みを男の人は持ちがちです。見た目がだらしないとか、会話がだらしないとか、そういう「隙」を見て、男たちは「この子、本番いけるかも」とバカなことを考えるのです。
普段から、「ダメなものはダメ」「良いものは良い」とはっきりモノを言うクセをつけておくことで、NG客に出会う確率がかなり下がります。