お客さんが癒される会話ってどんな会話?
●質問
私はトークが下手です。もともと口下手なので、お客さんと2人きりの空間でなにを喋ったらいいのかまったくわかりません。でも店長は「お客さんが癒される会話をしなさい」と言ってきます。ぶっちゃけお客さんが癒される会話ってどんな会話ですか?
●回答
男性の接客におけるトークといえば、昔から「銀座のママに学べ」と言われています。
簡単に言えば、日本経済新聞を読んで、男性が興味を持っているネタを収集するということです。
銀座のママはこうしている
例えば、株価の話ができるように株に関する新聞記事を読んでおくとか。貿易、為替、政治などの時事ネタを集めておくとか。そうすることによって、男性がそれらを喋った時にうまく受け答えができて会話を引っ張っていけるというのが、銀座のママの教えです。
女子からすれば、「政治や経済の話をしてなにが癒されるねん」と思うかもしれません。しかし男性は基本的には、自分の考えを聞いてほしい、すなわち「おれの話を聞け」というのが基本ですから、政治に関する「おれの解釈」、為替相場に関する「おれの解釈」、株価に関する「おれの解釈」を聞いてくれる女子、かつ的確に質問してくれる女子を「おれのことを理解してくれる女子」と思って評価します。つまり心が癒されます。
永遠の接客テクはこれ
と、まあ、昭和のネタを持ってくればそのようなことが言えるわけですが、しかし実際には、「喋れない人でも接客ができる」という「永遠の真理」をメンズエステにおける接客に適用させるといいでしょう。
喋れなくても接客ができるというのは、営業マンの教えとして昔からあります。
お客さんは自分の話を聞いてほしいのだから、営業マンがたくさん喋るべきではない。とにかくお客さんがしゃべりたい雰囲気を作って、どんどん喋らせる。そしてこちら側は「うん、うん」と相槌を打ちながらただ黙って話を聞く。そのことによってお客さんは心から満足する。なぜなら、たいていの男性は自分の話を聞いてくれる機会を日常生活の中で持っていないから。お客さんが満足すれば、お客さんは心を開く。心を開いたお客さんは財布を開く。そして次また来てくれる。
こういう論法が営業マンの教えです。これでいいんじゃないでしょうか。
エステクイーン・オリジナルテクはこれ
というのが一般論です。さて、ここからエステクイーンオリジナルトークをします。
男性たちは理想の女子の「じつはわたし、こんなことを考えているの」というのを聞きたいと思っています。
ルックスは自分のタイプだし、そのタイプの女子がぼくの全身をくまなく触ってくれるし、キワキワまで触ってくれるし、こんな最高の場所はないと思ってお客さんたちは小躍りしてお店にやってきます。その男性が知りたいことは何かといえば、「こんなかわいい女子って、じつは何を考えているのだろう?」ということです。
例えば、かわいい顔して「わたし初体験が小6なの」と言えば、お客さんはおおいに驚いて、もっとその女子のことを知りたいと思うようになります。つまりリピーターになります。
簡単でしょ?
あるいは、「わたし大学生で、奨学金の返済をしなくてはいけないからガチでシフトに入ってます」とだけ言えば、男性客はその女子がどんなアパートに住んで、どんな暮らしをして、毎日どんなものを食べているのか、瞬時に想像します。そして「この子のために毎日指名してあげよう」と思うようになります。
簡単でしょ?
男ってそんな生き物なんですよ。
男心の謎を解説しますと・・・
その背景にあるのは、「かわいい女子はオ●ニーもしないくらいの女神だ」という男の先入観というか、思い込みというか、そう思いたがる気持ちがあります。
だって、オ●ニーくらい誰だってするし、奨学金の返済で大変ならカップラーメンでも食べて適当に暮らすものです。それが生活というものであり、それでみなさん普通です。そうですよね?
しかし、こと自分のタイプの女子となれば、男はなぜかそういう「リアル=生活」が頭の中から消えて「女神」と思うのです。
だから、「この女神はじつは何を考えているのだろうか?」「この女神の初体験はいつなのだろうか?」「この女神はオ●ニーしたことあるのだろうか?」「この女神は怒ることはあるのだろうか?」などなど、様々な妄想を膨らませるのです。
ちなみに「この女神はお風呂に入ったとき、どこから体を洗い始めるのだろうか?」という妄想もあります。なので、「わたしはお風呂に入ったら左腕から洗い始めます」とかと言えば、それだけで男は鼻血ブーになり、「もっとこの子のことを知りたい」と思って、リピしてくれるようになります。
というわけで、お客さんが癒される会話というのは、一般的には、男性が日々興味を持っている政治経済などのネタ時事ネタです。
しかし、男は基本的に話を聞いてほしいと思っているので、黙って「うん、うん」と話を聞くだけでも充分接客は成立します。
しかし、さらにいいのは、「わたしじつはこんなことを考えているの」というのをちょっとずつ小出しにしていくことです。
というわけで、お客さんをガンガン癒して鼻血ブーにさせてあげてください。
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