「私なんかに1回3万円も払ってくれて申し訳ない」と言うセラピストさんの問題点

●質問
私はお客さんが延長してくださるたびに、「私なんかに3万も5万も払ってくれて申し訳ない」と思ってしまいます。そう思うのはよくないことなのでしょうか。
●回答
良くないとは思いませんが、そう思ってしまうことに疑問をいだいているのであれば、それはおそらくもっと根本的な問題に疑問をいだいているということなので、そのへんのことについてお話したいと思います。

2種類の女子がいます
メンエスでもキャバクラでもどこでもそうですが、お客さんへの請求が高額になればなるほど、「私なんかにこんなたくさんのお金を払ってもらって申し訳ない」と思う女子は一定数います。私は3万人の女子(メンエスのセラピストさんやキャバ嬢、デリヘル嬢など)を取材してきましたが、一般的に言って、常識を持っている女子というか、心優しい女子は、そう思う傾向が強いように見受けられます。そう思う女子の特徴は2つあります。
1つは男心というものを理解していない。
もう1つは、自己肯定感が低いということです。
順番に解説していきましょう。
男心の謎とは
男性は自分が「好きだ」と思った女子に対して、おしみなくお金を払う癖を持っています。
もちろん、理性が肥大化しすぎて、常に頭の中でエクセル表を作成しているような、金銭感覚がしっかりしている人もいますが、そういう人であっても、自分のパチンコ代やゲーム代を削ってまで、女子におしみなくお金を払いたいという人がいます。
そういう男性の性格は「千と千尋の神隠し」における「かおなし」のようなもので、自分が「なんかさみしい」と思っているから、女子にとにかくお金を払って相手にしてもらいたいというものです。
女子からすれば、「とにかく一発やらせてほしい」というスケベ心ゆえに、おしみなくお金を払っているように見えるかもしれません。しかし、実はその奥には「なんかさみしい気持ちを癒してほしい」と考えている切実さがあるのです。
これが男心のベースにあるものです。

男性は理想のお母さんを探している
別の言い方をすれば、自分のお気に入りの女子にお金を払えば払うほど、自分にとっての「理想のお母さん」に近づいているような錯覚を覚えるのが男です。
もちろんあなたは、彼にとってのお母さんではありません。お母さんを演じたいなんて全く思ってないと思います。
しかし、男性はあなたのことを、「自分にとっての理想のお母さんだ」と思っているからこそ、多くのお金を払うのです。
なので、「私に3万も5万も払ってくれて申し訳ない」と思う女子は、お客さんはあなたのことを理想のお母さんだと思っていると、まずは認識してください。
とすれば、あなたは、お客さんに母性的な愛を捧げさえすればそれでいいのです。母性的な愛というプライスレスなものを彼は、3万円なり5万円なりに換金しているのです。
と考えたら、「もっと金払え」と思いませんか?母性愛なんてプライスレスなのですから。
自己肯定感の低さについて
自己肯定感が低い人、言い方を変えれば自分軸がない人、常になんかさみしいと思っている人は、自分の価値を低く見積もっていますから、お客さんの会計が3万とか5万になれば「申し訳ない」と感じます。つまり、自己肯定感の低い人は、自分の価値を1時間3000円とか5000円とかと認識しています。
しかし、先に述べたことと重複しますが、お客さんは母性愛というプライスレスなものを求めにやってきて、そのプライスレスなものに対して3万とか5万円とか払っているので、別に10万円請求しても20万円請求してもいいし、それでもまだ足りないという価値判断も片方ではあるわけです。

元気に接客するコツ
しかし、あなたは自己肯定感が低いゆえに、「そんなにたくさんお金を払ってもらって申し訳ない」と思います。
それはなぜかといえば、あなた自身がお客さん同様「なんかさみしい」と常に感じているからです。
なんかさみしいという気持ちは、それを癒す側と癒される側に明確に分かれます。そして、いうまでもなく、癒されたい人と癒したい人がマッチングして初めて、商売が成立します。特に、男性を接客する商売というのは、基本がそれです。
しかしあなたは、「自分のなんかさみしいという気持ちを癒してほしい」と常に思っています。お客さんも同じことを思っています。癒してもらいたい者同士が寄り集まれば、すなわち磁石のプラスとプラスが寄り集まれば、当然反発が起きます。
それでは商売にならないということです。
なんかさみしいという気持ちは、実はいくらお金を払っても癒されるものではありません。しかし、その真実に蓋をして回っているのが世の中です。なので、キャバクラもデリヘルもソープランドも同じです。ホストクラブだって同じです。
たくさんお金を払えば私のなんかさみしいという気持ちが癒されるのではないか、という可能性に、皆さんお金を払っているのです。
なので、自己肯定感が低いゆえに「私になんか3万も5万も払ってくれて申し訳ない」と思う女子は、自分の「なんかさみしい」という気持ちを自分で癒すことによって、「3万も5万も払ってくださり、ありがとうございました。明日また来てね」と、元気にしたたかに接客できるようになります。
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