お客さんと「会話するのが苦手」を克服する方法とは?
●質問
お客さんと会話をするのが苦手です。会話をするのが上手になれば、お客さんと会話するだけで指名をとれるようになると店長は言いますが、そもそも会話をするのが苦手です。どうすればいいと思いますか?
●回答
おそらくあなたに限らず、多くの女性が会話を苦手と思っているはずです。なぜなら、私たちはすでに、子供の頃から会話をしない生き様になっているからです。
子供の頃から、あなたは親にたくさんの「アドバイス」をもらいました。場合によっては、親が子どもを「尋問」し、問いただすということがありました。子どもの行為を親が「非行」と判断すれば、親はあなたのことを「説得」しにかかりました。その結果、「議論」になることもありました。そこに「会話」はありませんでした。
では、家庭の外ではどうなのかというと、気の合う友達と会話のようなものをした記憶があるものの、そうではない人とはほとんど話すことがありませんでした。なにかを話さなくてはならないとなった場合、あるいは、なにかを話したいと思った場合、あなたは会話ではなく、SNSに「投稿」しました。ここ30年ほど、ずっとそういった状態が続いています。
変わってるヤツからイケてるヤツまで
ではそれ以前の――例えば、昭和の時代や平成の初期の頃はどうだったのかといえば、まだ会話がありました。相手の言っていることが「おかしい」と思っても、へらへら笑いながら、「まあ、そういう考え方もあるだろうね」と(バカにするのではなく)軽く流す人がいました。今は「おかしい」と思ったら、心のシャッターを下ろしてその人と関わらないという人が増えました。
昭和の頃は、近所の子たちと団子になって遊んでいました。ものすごく「変わってるヤツ」もいれば、片思いしちゃうようなイケてる男子もいました。さまざまな人と会話をするテクニックを遊びながら身につけることができました。
しかし、今はSNSの時代です。近所の子たちはみんな勉強しています。会話のテクニックが育たないわけです。
挨拶ってあの挨拶だけではないのです
さて、お客さんと会話をするポイントは、まずは挨拶です。当たり前のことですが、会話が苦手という人は、挨拶を適当に済ませていることが多いのが特徴です。
もちろん皆さん、常識ある大人ですから、「いらっしゃませ」とか「こんにちは」などと挨拶をしているはずです。
しかし、それだけだ、というのが問題なのです。「外は暑かったでしょう?」とか「熱中症になりそうですね」とか、「汗をたくさんかいておられますが、なにか冷たいものでも先にお飲みになりますか?」とか、そういった相手に対する「目に見える気遣い」も含めて、実は挨拶なのです。
大事ではないことをたくさん話す
さて、会話の本質は何か?といえば、「大事ではないことおしゃべりする」ことです。
私たちは「結論ありき」の話が多すぎるのです。誰かと話をするとき、それが親であろうと友達であろうと、私たちはなんらか結論めいたものを前提として、相手に言葉を投げかけます。そして、相手がその結論めいたものを受け入れてくれそうなそぶりを示せば、うれしがります。反対に、自分が想定していた結論とほど遠いふるまいが相手から返ってくれば、心の扉を閉じようとします。
だから会話が続かないんです。
会話というのは、そもそもくだらないことをキャッチボールし合うことなのです。結論などありません。言い方を変えれば、いかに結論に着地することなく、延々とくだらない話を続けることができるか。それを目的としてなされるのが会話です。
ニックネームの効用
例えば、会話のうまいセラピストさんやスナックのママさんや、ガールズバーの店員さんというのは、お客さんにニックネームをつけます。ニックネームをつけられた人は、そのニックネームの「キャラを演じる」ようになります。演じるのが良いとか悪いという話ではありません。
佐藤さんがさとちんになれば、彼はさとちんらしくふるまおうとします。そして、さとちんらしい会話をしようとします。当然、佐藤さんではなくさとちんですから、多少くだけた会話と言いましょうか、ふざけた会話もするようになります。そのことが、くだらない会話のキャッチボールを生んで、その結果、延々と会話が続くのです。だから、さとちんはいつまでもスナックに通い続けるのです。
少し難しく言えば、さとちんは、さとちんと呼ばれ、それに応えるかのごとくふるまうことによって、自尊感情と主体性を取り戻しているのです。だからみずから、くだらない会話をしたい、できればその会話が長く続きますように、と思うのです。
というわけで、「なにをしゃべろうか」ではなく、できるだけくだらないことをしゃべってください。それだけで会話は成立します。もし会話が止まっても気にしないことです。次なるくだらないことを誰かが言えばそれでいいのです。
私たち人間はきっと、くだらないことをとおして、自尊心や主体性を養っているのです。
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