セルフブランディングしたら稼げるってどういうことですか?

●質問
自分でヨガの教室とかエステのお店をやっている人は、セルフブランディングしたら稼げると言いますが、セルフブランディングをしたら稼げるって、どういうことですか?
●回答
そうですね。ヨガの教室の先生や、フリーランスのフィットネストレーナーや、IT企業の社長までもがセルフブランディングって言いますよね。
要するに、私たちはモノを買うとき、そのモノにお金を払っているのではなくて、ブランドイメージ=コトにお金を払っているということがすでに明らかになっていますから、ブランドを作って他社(他者)と差別化することによって稼げるよ、ということを言っているわけです。差別化ではなく区別化だろうと私は思うわけですが、世間の人は皆さん口を揃えて差別化といいます。日本語がよくわかってないのかしら?

ブランドとは連想ゲームのことです
さて、ブランドとは連想ゲームのことです。
例えば、ルイ・ヴィトンと聞いて、あなたは何を連想しますか?
セレブ御用達とか、LとVのマークの高そうなやつとか、お金持ちが持ってるやつとか、そういった言葉を連想するのではないでしょうか。つまり、それがブランドです。
どういうことか?
私たちはなんらかの言葉から、なんらかを連想する、すなわちイメージの世界に住んでいるというのが、ブランドの前提にあります。つまり、私たちは実態ではなくイメージでモノを判断しているわけです。
例えば、日本大学と言えば、悪いことをやっている教員がいる、だからヤバイ大学だ、というイメージが、このところ世間に浸透しつつあります。しかし、私は日本大学を卒業していますからみなさんよりよく知っていますが、実態はそうとは言い切れません。きわめて真面目に、誠実に、日々学問に取り組んでおられる先生が多数いらっしゃいます。教務課などの事務の職員さんだって、きわめて真面目に、学生のことを思って、日々汗を流しておられます。それが私の知る日本大学の実態です。
それに対して、世間のイメージはそうではありません。
しかし、多くの人はイメージでモノを語りますから、今後日本大学がなんらかのイメージ刷新に取り組まない限り、日本大学のイメージはどんどん悪くなっていき、受験生が減っていくことでしょう。
自分というストーリーをつくる
さて、そのイメージを作ろうと思えば、どのようにすればいいのでしょうか?
イメージというものは言葉に依拠しているものですから、まず自分のストーリーを作る必要があります。
私たちは雑多なことをバタバタとやってきた結果、今のこの自分が存在している、とふつう考えます。しかし、世間の人はあなたのすべてなど知りません。
したがって、自分のことを5行程度のストーリーで相手に伝えなくてはなりません。
例えば、転職を10回してきて、しかもそれぞれが全く違う業種で、私はてんでばらばらのことをやってきたと思ってる人であっても、なんらかの軸を1つ決めてストーリーを作るのです。その作り方が以下です。

ブランドの作り方
バタバタと雑多なことをやってきたわけですから、1つのことを軸にストーリーを作りなさいと言われても途方に暮れると思います。その時は他者と対話するのです。
会話をとおしてのみ、私たちは自分が何者であるのかを知ることができます。つまり、他者が評価するあなたという人間と、自分が評価するあなたという人間。それらをうまく折り合わせていくのです。
そのためには、少なくとも高校生ぐらいから現在まで、何をやっていたのかを思い出す必要があります。場合によっては、高校生からではなく、子供の頃から思い出した方がよい人もいます。
例えば、まったくバラバラの職種に10回転職した過去があり、その結果、私はダメ人間だと思ったところで、しかし、その人には本が好きとか、文章を書くことなら何時間でも続けることができるといった特徴があるとしましょう。
そしたら、「読む」と「書く」を軸にして自分のストーリーを組むのです。
趣味もセルフブランディングに有効
別の例を出しましょうか。女性用のエステ店や脱毛サロンを5店舗ほど転々として、最終的にメンズエステ店にたどり着いた人がいるとしましょう。そのメンズエステ店でセルフブランディングをして、より多くのお金を稼ぎたいと思っているとしましょう。さらに、その人は子供の頃から高校生まで、ピアノを続けてきたとしましょう。
その場合、例えば、高校生までピアノをやってきたお嬢様がメンズエステデビュー! といったキャッチコピーが生れます。子供の頃からピアノをやってきたというだけでお嬢様っぽいと世間の人は思いますし、男の人はお嬢様に施術されるのが大好きだから、そういったキャッチコピーが有効なのです。
まずは、そのキャッチコピーを軸に、自分のストーリーを作ればいいのです。ピアノが弾けるわけですから、つまり指先がよく動くわけですから、「神の指先であなたを癒します」とかのキャッチコピーでもいいでしょう。
5行ぐらいのストーリーを作ることによって、ブランドはおのずと立ち上がってきます。
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