「人気セラピスト」になれない私──比べるクセをやめたいあなたへ

2025 12/22
「人気セラピスト」になれない私──比べるクセを...

メンズエステで働くと、どうしても気になってしまうものがあります。それは “他のセラピストと自分を比べてしまうこと” です。

あの子は毎日満了なのに、私は空き枠が多い。
あの子は指名が多いのに、私はリピートがつかない。
あの子は写真だけですぐランキング上位なのに、私は見向きもされない。

そうやって比べ続けていると、自分の価値がどんどんなくなっていくように感じます。
でも、ひとつだけ確かなことがあります。比べて落ち込むのは、あなたが弱いからではない。「自分が本当に求めているもの」を知らないだけです。

この記事では、「人気セラピストになりたいけれど、自分に自信が持てない」「他人と比べるクセをやめたい」と悩むあなたに向けて、私見の視点から、心が軽くなるお話をしていきます。

1:人気セラピストの正体は、“自分の役割を理解している人”

多くのセラピストは、「人気=可愛い子」「人気=若い子」「人気=施術が上手い」だと思い込んでいます。もちろん外見や技術も大事ですが、実際に売れているセラピストはある共通点を持っています。それは、“自分の役割を理解している”ということです。

メンズエステに来る男性は、
・仕事のストレス
・家庭での孤独
・社会から受ける重圧
・男同士の比較や嫉妬

など、目には見えない荷物を背負っています。

だから男性は、
「癒し」
「承認」
「安心」

を求めています。

人気セラピストになるということは、男性の「心」に触れる力があるということ。可愛いだけでは得られません。マッサージが上手いだけでも足りません。

“この人といると楽になれる”
“自分のままでいられる”
“またこの人に会いたい”

そう思わせる女性が、本当の人気セラピストです。

2:あなたが比べてしまうのは、「自分軸」が抜けているから

比べてしまうとき、人は決まってこう思います。「私には魅力がない」「努力が足りない」「生まれつきの差なんだ」……。

でも本当は違います。あなたは、“他人の物差しで自分を測っている”だけなのです。
キルケゴールは「自己とは関係性である」と言いました。“他人がどう思うか”という関係で自分を見ている限り、あなたの自己は揺れ続けます。
店内のランキング、Xの反応、お客さんのフリー回数、スタッフの評価、出勤表の空き枠……これらはすべて“他人の物差し”です。

あなたが本当に見つめるべきは「私は何を大切にしたいのか?」という、あなた自身の物差しです。それを見失うと、人は簡単に落ち込みます。自分の魅力がなくなったように感じます。でも、魅力は消えたのではありません。ただ“自分軸の光が曇っているだけ”なのです。

3:比べるクセをやめる1番簡単な方法──「役割」で見る

人気セラピストを観察すると、それぞれに“役割”があります。

・聞き上手な役割
・甘えさせる役割
・元気を与える役割
・お姉さんとして包む役割
・少年性を受け止める役割
・母性的な安心を提供する役割

人気のセラピストさんは、“自分の役割”をわかっているのです。だからこそ、あなたも自分に問いかけてください。

「私はどんな男性を楽にできる?」
「どんな時間なら心から提供できる?」
「どんな関わり方をしたとき、自分は自然でいられる?」

この答えが見つかった瞬間、比較は減ります。その理由は、役割が違う人を比べる必要がなくなるから。
犬と猫を比べないのと同じです。花と空を比べないのと同じです。あなたはあなたの役割を生きればいいのです。

4:稼げない時こそ“自分の本質”が磨かれる

メンズエステの仕事をしていると、すぐに数字が結果としてあらわれます。出勤→売上→ランキング→指名数。このループは、ときに心を削ります。
でも、ひとつ大事なことがあります。数字が落ちている時期こそ、自分が磨かれる時期です。
なぜなら、人は安心しているときよりも、迷ったときにこそ“本当の願い”が表に出るからです。

「私は男性にどう在りたいのか?」
「私はどんなセラピストでいたいのか?」
「私はなぜこの仕事を選んだのか?」

落ち込んだときは、“自分の核心”と向き合うチャンスです。自分の軸を取り戻せば、接客は変わり、表情が変わり、会話が変わり、男性客の反応が変わります。

人気になる人は、この“内面的な転換”を経験しています。

5:人気とは「たくさんの人に愛される」ことではない

あなたは「人気セラピスト」という言葉を聞いて、誰を思い浮かべますか? 毎日満了の人? ランキング上位の人? Xでバズっている人?
もちろんそれも人気の形ですが、人気とは“多数の支持”のことではありません。人気とは
“あなたの魅力に深く安心する人が存在する”ということです。
たとえばひとりのお客さんが「あなたじゃなきゃダメ」と言ってくれたとき、あなたはすでに人気セラピストなのです。3人に深く愛されるセラピストは、30人のライトなファンよりも価値があります。数ではなく、深さなのです。

6:あなたの魅力は「誰かの人生」を変える

最後に、ひとつだけ確かなことを伝えます。あなたの魅力は、あなたが思っているよりずっと深く、そして暖かい。

・優しい声
・丁寧な手つき
・寄り添う姿勢
・無理に作らない笑顔
・落ち着いた空気
・人の痛みに気づける感性

これらはあなたの“才能”です。

あなたが「自信がない」と思っている部分こそ、誰かにとっての“救い”になります。あなたと出会って、「ああ、今日も頑張れる」そんなふうに思う男性が必ずいます。
あなたはすでに、誰かの人生に小さな光を届けています。それは“人気”という言葉よりも本質的な「価値」です。

比べるクセをやめたいあなたへ

比べるクセをやめるために必要なのは、「他人に勝つこと」ではありません。「魅力を足すこと」でもありません。必要なのはただひとつ。自分の役割を生きること。
あなたにしかできない癒しがあり、あなたにしか生み出せない安心があります。その魅力は、人気ランキングにも、写真のいいね数にも、出勤表の空き枠にも、何ひとつ左右されません。
あなたは、あなたのままで、すでに誰かにとって“必要な人”です。どうか、その価値を信じてください。あなたの魅力は、あなたが思う以上に、誰かの心を救っています。

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