「今日は誰にも触られたくない」と思ったら、セ...

「今日は誰にも触られたくない」と思ったら、セラピスト失格ですか?

2026 8/17
  • 質問

メンズエステのセラピストをしています。仕事そのものが嫌いなわけではないし、お客さんと話すのも基本的には好きです。でも最近、出勤前になると「今日は誰にも触られたくないな」と思うことがあります。

セラピストなので自分からお客さんの身体に触れる仕事なのですが、密着したり、近い距離で長時間接客したりすることに疲れてしまう日があります。お客さんに嫌なことをされたわけでもありません。それなのに人と接すること自体が面倒に感じる日があって、そんな自分に罪悪感があります。

人を癒す仕事をしているのに、人に触れたくないと思う私はセラピストに向いていないのでしょうか?

 

  • 回答
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1.人に触れる仕事だから、人に触れたくない日がある

私はむしろ、それはかなり自然なことだと思います。

メンズエステのセラピストという仕事は、普通の接客業よりもずっとお客さんとの距離が近い仕事です。会話をするだけではありません。相手の身体に触れ、表情を読み、声の調子を感じながら、長い時間を同じ空間で過ごします。

つまり、身体を使って人と関わる仕事なんですよね。

 

だから身体が「今日はもう人と関わりたくない」と言う日があっても、何も不思議ではありません。

美容師さんだって、休みの日まで人の髪を切りたいとは限りません。料理人だって、休日には料理をしたくないことがあります。

それと同じです。

「人に触れたくない」と感じたからといって、セラピスト失格なのではありません。むしろ、自分の身体が疲れていることをちゃんと感じ取れているということではないでしょうか。

 

2.疲れているのは「手」だけではありません

メンズエステの仕事で疲れるものというと、まず身体を想像します。

腰が痛い。腕が疲れる。長時間立ったり中腰になったりして身体が重い。

でも、セラピストが使っているのは筋肉だけではありません。

相手の機嫌を読み、会話のテンポを合わせ、「この人は話したいのかな」「静かにしてほしいのかな」と考え、距離感を調整しています。

これを何人ものお客さんに対して繰り返す。

これはけっこう大変なことです。

 

しかも接客ですから、自分が疲れていても、ある程度は感じよく振る舞わなくてはなりません。

本当は今日は静かにしていたい。でも笑う。本当は誰とも話したくない。でも相づちを打つ。

そういう小さな調整が積み重なれば、人間は疲れます。

だから「今日は誰にも触られたくない」という感覚は、単なる身体疲労ではなく、「今日はこれ以上、人に合わせる余力がありません」という身体からの知らせなのかもしれません。

 

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3.「癒す人は、いつも優しくなければならない」という誤解

セラピストさんには、妙なプレッシャーがあると思います。

人を癒す仕事をしているのだから、自分もいつも穏やかで、優しくて、明るくなければならない。

 

でも、それは無理です。

人を癒す人だって腹は立ちます。落ち込みます。誰とも話したくない日があります。

そして私は、それでいいと思います。

むしろ、自分にもそういう日があると知っている人のほうが、他人の疲れにも敏感になれるのではないでしょうか。

いつも元気な人には、「今日は何もしたくない」という人の気持ちがわからないことがあります。

 

でも、自分自身が「今日は誰とも会いたくない」という夜を知っている人なら、お客さんが黙っているときに、無理に会話を盛り上げようとしないでしょう。

黙っていたい人を、黙ったままにしておける。

それも立派な癒しだと思います。

 

4.身体は、頭より先に「もう無理」と言っている

私たちは頭で考えすぎるところがあります。

「まだ働ける」「今月はもう少し稼がなくちゃ」「せっかく予約が入ったんだから」。

そうやって頭では合理的に考えます。

 

でも身体は、もっと正直です。

朝起きた瞬間に身体が重い。出勤時間が近づくと妙に憂うつになる。いつもなら気にならないお客さんの一言にイライラする。そして、「今日は誰にも触られたくない」と思う。

これは、身体があなたより先に何かを知っているのかもしれません。

 

人間は頭だけで生きているわけではありません。

身体があって、その身体を通して世界と関わっています。

だから、ときには頭で「大丈夫」と判断するより、身体が出している小さな違和感のほうを信用してみてもいいと思います。

 

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5.一日休むことより、壊れてしまうほうが高くつく

メンズエステは、出勤しなければその日の収入がなくなることも多いでしょう。

だから休むのが怖い。

「今日休んだら2万円減る」「今月の目標に届かなくなる」。

そう思えば、多少疲れていても出勤したくなる気持ちはよくわかります。

 

でも、身体というものは少し面白くて、無視し続けると、ある日まとめて請求書を持ってきます。

一日休めば済んだものが、一週間休まなくてはいけなくなることもある。

それなら、一日休むほうが安い。

これは精神論ではなく、かなり現実的な損得勘定です。

 

「今日は人に触れたくない」という日がたまにあるなら、一日ゆっくりしてみる。

好きなものを食べてもいいし、一日中寝てもいい。ひとりで買い物に行ってもいいし、何もしなくてもいい。

そうやって自分の身体を自分に返してあげる時間が、セラピストには必要なのだと思います。

 

6.自分の身体は、お客さんのためだけにあるわけではない

メンズエステで働いていると、自分の身体を「仕事をするための身体」として扱う時間が増えます。

施術する身体。見られる身体。接客する身体。

でも、仕事が終われば、それはあなた自身の身体です。

誰かを癒すためだけに存在しているわけではありません。

 

だから、ときには誰にも触れず、誰にも触れられず、ただ自分ひとりの身体に戻る時間を持ってください。

お風呂に入ったときに「ああ、疲れた」と言ってみるだけでもいい。

その「疲れた」は、案外大切な言葉です。

自分の身体が何を感じているのかを、自分が聞いてあげる。

それができる人ほど、この仕事を長く続けられるのではないでしょうか。

 

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7.「触れたくない日」があるから、また触れられる

ずっと人に優しくすることはできません。

ずっと笑うことも、ずっと誰かを癒すこともできません。

人には波があります。

人と関わりたい日もあれば、ひとりになりたい日もある。誰かの話を聞きたい夜もあれば、誰の声も聞きたくない夜もある。

それでいいのだと思います。

 

むしろ「今日は誰にも触れたくない」と思った自分を責めず、その感覚を大切にしてあげてください。

少し離れるから、また近づける。

ひとりになるから、また誰かと一緒にいられる。

 

人を癒す仕事をしているからこそ、自分までずっと「癒す側」にいなくてもいいのです。

今日は誰にも触れたくない。

そんな日は、自分の身体が自分のところへ帰ってきたがっている日なのかもしれません。

だったら、少しだけ帰らせてあげればいい。

そしてまた誰かに触れたいと思える日に、仕事に戻ればいいのです。

 

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