メンエスで稼いだお金だけ、なぜかすぐ使ってしまいます
- 質問
メンズエステでセラピストをしています。それなりに稼げた月もあるのですが、不思議なくらいお金が残りません。
昼の仕事でもらった給料は比較的普通に使えるのに、メンエスで稼いだお金は「今日は頑張ったから」と帰りにちょっと高いものを買ったり、洋服や美容に使ったりしてしまいます。たくさん稼いだ月ほど気が大きくなって、気づいたら思ったほど貯金できていないこともあります。
せっかく頑張って稼いでいるのに、これでは何のために働いているのかわからなくなるときがあります。私は単に浪費癖があるのでしょうか? どうすればメンズエステで稼いだお金をきちんと残せるようになりますか?
- 回答

1.「浪費癖がある」で片づけなくてもいいと思います
メンズエステで頑張って稼いだのに、なぜかお金が残らない。
こういう話を聞くと、すぐに「家計簿をつけましょう」「無駄遣いをやめましょう」「先取り貯金をしましょう」という話になりがちです。
もちろん、それも間違いではありません。
でも私は、その前に少し考えてみたいことがあります。
なぜ、使いたくなるのでしょうか。
お金を使うという行為には、単純に商品を買う以上の意味があることがあります。
疲れたから甘いものを買う。嫌なことがあったから洋服を買う。頑張ったから少し高い化粧品を買う。
これは単なる消費ではなく、自分に対する「ご褒美」です。
そして、ご褒美がたくさん必要になるということは、それだけ仕事の中で何かを消耗している可能性もあります。
だから、「私はお金にだらしない」と自分を責める前に、「私は何に対して、このご褒美を必要としているのだろう」と考えてみてもいいと思います。
2.「今日は頑張ったから」が積み重なっていく
メンズエステの仕事は、収入が日単位で見えやすい仕事です。
今日3万円稼いだ。今週は10万円になった。今月はいつもより調子がいい。
こうやって数字が比較的短い単位で見えると、不思議なもので、そのお金を「今日手に入れたお金」のように感じやすくなります。
すると帰り道に、
「今日くらいタクシーで帰ってもいいよね」
「頑張ったから、おいしいものを食べよう」
「今月稼いでいるから、このバッグくらい買っても大丈夫」
となる。
一回一回は、それほど大きな金額ではないかもしれません。
でも、「今日は頑張ったから」が月に10回、20回と積み重なると、かなりの金額になります。
問題はご褒美そのものではありません。
毎日の仕事が「ご褒美がないと回復できないほど疲れるもの」になっていないか、ということです。

3.お金で「疲れ」を精算しているのかもしれない
人間は面白いもので、目に見えない疲れを、目に見えるもので埋め合わせようとすることがあります。
嫌な接客があった。
今日はずっと笑顔を作っていた。
予約が詰まっていて休めなかった。
そういう疲労は、仕事が終わっても目には見えません。
でも、高い洋服は目に見えます。おいしい食事も、ブランドバッグも、美容施術も目に見える。
だから私たちは、ときどきお金を使うことで、「今日の私の苦労にはこれくらいの価値があった」と確認しようとします。
言ってみれば、お金を使って一日の疲れを精算しているのです。
それ自体が悪いわけではありません。
頑張って働いたお金で好きなものを買う。それは働く楽しみのひとつでしょう。
ただ、毎回それをしないと仕事の疲れが収まらないのであれば、お金の使い方だけではなく、働き方そのものを少し見直したほうがいいのかもしれません。
4.たくさん稼ぐと「また稼げばいい」と思ってしまう
もうひとつ、メンズエステのように一日で比較的大きなお金を稼げる仕事には、独特の感覚があります。
「なくなったら、また出勤すればいい」。
この感覚です。
たとえば1万円使っても、「次に出勤すれば取り返せる」と思う。
実際、取り返せることもあるでしょう。
でも、ここには小さな罠があります。
お金が減るたびに出勤を増やすようになると、「使う→働く→疲れる→ご褒美として使う→また働く」という循環が生まれます。
これはけっこうしんどい。
何のために働いているのかわからなくなるのは、おそらくこの循環に入ったときです。
お金を稼ぐために働いていたはずなのに、いつの間にか働き続けるためにお金を使っている。
そうなると、収入が増えても生活はあまり楽になりません。

5.貯金とは「未来の自分にお金を使う」こと
では、どうすればいいのでしょう。
家計簿もいいでしょう。先取り貯金も有効です。
でも私は、貯金について少し違う見方をしてみるといいと思います。
貯金とは、「使わなかったお金」ではありません。
未来の自分に使ったお金です。
今日3万円稼いで、そのうち1万円を貯金した。
そうすると、「今日は1万円我慢した」と考えがちです。
でもそうではなく、「半年後の私に1万円あげた」と考えてみる。
半年後、仕事を少し休みたくなった自分がいるかもしれません。引っ越したくなるかもしれない。新しい仕事を始めたくなるかもしれない。
その人に、今のあなたが1万円を送っている。
そう考えると、貯金は少し違って見えてきます。
お金を使う相手が「今日の私」から「未来の私」に変わっただけなのです。
6.全部貯めようとしないことも大切です
だからといって、稼いだお金を全部貯めようとする必要もないと思います。
それでは仕事がつまらなくなります。
私は最初から「使っていいお金」を決めてしまうのがいいと思います。
たとえば、その日の収入の一部は好きに使う。
残りは生活費と貯金に回す。
そして使っていいお金については、罪悪感を持たない。
これが大切です。
5000円使うと決めたなら、その5000円で好きなものを食べればいいし、洋服を買ってもいい。
問題なのは使うことではなく、自分でもよくわからないまま使ってしまうことです。
自分で「これは私が楽しむためのお金」と決めて使ったお金は、浪費とは少し違います。

7.お金の使い方には、その人の生き方が出ます
お金というのは、不思議なものです。
単なる数字のように見えて、その人の寂しさや欲望や不安や希望が、かなり正直に現れます。
寂しいときに使う人もいる。
不安だから貯め続ける人もいる。
自分に自信がないから、高価なものを身につける人もいる。
だから「どうすれば貯金できますか?」と考えるとき、節約術だけを調べても、なかなか答えが出ないことがあります。
その前に、
「私は何のためにお金を使っているんだろう」
と考えてみる。
それだけで、少しお金との関係が変わります。
8.あなたが稼いだお金だから、あなたの人生に残してほしい
メンズエステで稼いだお金は、誰かから突然もらったお金ではありません。
あなたが時間を使って、身体を使って、人に気をつかって、働いて得たお金です。
だったら、その一部くらいは、未来のあなたのために残してあげてほしいと思います。
全部を我慢する必要はありません。
今日のあなたにも使う。
そして未来のあなたにも少し渡す。
そのくらいでいいのです。
「今日は頑張ったから、これを買おう」。
それもいい。
でも、ときどきもうひとつ付け加えてみてください。
「今日頑張ったから、1万円だけ未来の私に残しておこう」。
数年後、そのお金に助けられたあなたは、たぶん今のあなたに感謝すると思います。
お金を残すということは、未来を怖がることではありません。
まだ会ったことのない未来の自分を、少しだけ大切にしてあげることなのです。
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