イケメンってなぜメンズエステに来るのですか?

●質問
イケメンってどうしてメンエスに来るのですか? 来てくれてうれしいのですが、イケメンって美人の彼女さんがいたり、女子たちにチヤホヤされまくったりしているから、メンズエステで私のようなセラピストに癒される必要がないように思うのです。
●回答
イケメンも人知れず苦悩し、苦労しているのです。
しかし、こういう質問って、男女逆パターンで考えたらおもしろいですよね。
男はすごい美人さんに対して、例えば、どうしてそこまでホストクラブにハマるのだろうと思います。だって、街を歩くだけで「ぼくと付き合ってください」と言い寄ってくる男たちが列をなし、お金がなかったら「ぼくがごちそうしてあげます」と山のようにLINEが来る。そんな美女がなぜホストクラブに?
あなたがイケメンに感じている疑問とは、たとえばこういうものです。

イケメンの苦悩
イケメンも非イケメンも人の子ですから、みなさん同じような苦悩を抱えています。
たとえば、女子に甘えたい。あるいは、ふだんはオープンにできない何らかの性癖を満たしてくれる相手を探している。しかしいない。嗚呼……。
意外に思いますか?
イケメンって、ほら、周囲の女子が「イケメンだ」と認識するから、「イケメンを演じる」しかなかったりするのです。その結果、好きな女子に甘えたいと思っても、強がるというかかっこつけて「あなたが想像するイケメン」を「演じる」のです。当然、ストレスが溜まります。それを誰かに癒してほしいと思います。しかし、だからといって、彼女に「膝枕で頭ぽんぽん」をお願いするわけにはいきません。なぜなら、彼女も彼のことをイケメンだと認識しているからです。だから彼は、かわいそうに、彼女の前ですらイケメンを演じます。
イケメンにとっての最後の砦
イケメンは要するに、そういったストレスを抱えており、それをどうにかしたいから「最後の砦」としてメンズエステの扉をたたくのです。
あるいは、性癖。私たちは美人、非美人、イケメン、非イケメンにかかわらず、なぜかへんな性癖をもっています。もっている人はもっています、という言い方にしましょうか。もっている人はもっています。
イケメンはたとえば、中高生の頃に女子に不自由しなかったので、ある程度いろんなことを経験してきました。その結果、じらされることに妙に性癖を覚えるようになったとしましょう。これは知っておくべきことだと思うのですが、人は「ふつう」の性的経験を繰り返すうちに、ちょっとふつうではないことをやってみたいと考えるようになるのです。
たとえば、バイセクシャルというカテゴリーに入れられている男性のなかには、べつにそこまで男のことが好きではない人もいます。そこまで好きではないけれど、女子との行為に飽きたので、ちょっと男と遊んでみようかな、と、彼は考えるのです。有名人のなかにもそういう人はいます。
話をメンズエステに戻しましょう。
というようなわけで、イケメンもそれなりにストレスを抱えているから、メンズエステを訪れるのです。

差別と逆差別
最後に、差別と逆差別のお話をします。
これは男女に共通して言えることですが、イケメンなのになぜ? とか、美人さんなのになぜ? という考えって、そう考える本人の意思とはまったく独立に、差別的要素をはらんでいます。
なぜなら、先に述べたとおり、イケメンだって人の子であり、人の子であるという点において、あなたとまったく同じだからです。
したがって、イケメンはあなたと同じようなことに苦悩していると見たほうがいい。そのほうがイケメンに好かれるし、指名をもらいやすくなります。
イケメンはもしかすれば無理してメンズエステに来ていて、金欠で困っているのかもしれない。イケメンはもしかすれば便秘気味で毎日しんどい思いをしているのかもしれない。イケメンはもしかすれば母親にマウントをとられて精神的につらいのかもしれない。イケメンはもしかすれば父親が偉大すぎてどう生きるといいのか迷っているのかもしれない。
接客業の基本
ね? あなたと同じでしょ?
接客業の基本は「どのお客さんにも平等に」だと教わったことがあるかもしれません。たとえ個室におけるサービスであっても、全員に平等にサービスすることによって、あなたのプロとしての技や接客態度、ひいては生きざまがしっかりしたものになり、そのことでお客さんの信用を得る。こういう理屈です。
しかし、平等にするというのはなかなかむずかしいものです。たとえば、イケメンが来たら「この人イケメンなのにどうしてメンズエステに来るのだろう」と、つい、なんの悪気もなく考えてしまう。私たちの脳のクセって、そういうものなんですね。
ひとりひとりのお客さまを大切に接するなかで、そういった目に見えない平等についても考えてみてください。きっと優れたセラピストさんになれます。
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