なにもしなくていいと言ってきたお客さんの深層心理とは?
●質問
メンズエステのお店に来て、「なにもしなくていいから」と言うお客さんがいます。5時間とか6時間ずっと、私とおしゃべりをしているとか、私が食べたいものを出前でとってくれるかとしてくれます。そういう男性はなぜ、メンズエステのお店に来るのですか?
●回答
これ、下半身のサービスのあるお店も同じらしいですよ。「なにもしなくていいから」と言って、3時間とか、長い人だと5時間、6時間、女性と一緒にいるそうです。そういった男性はどのようなメンタルをしているのか。深層心理に迫りたいと思います。
一番美しいもののそばにいたい
メンズエステ店で5時間も6時間もセラピストさんとおしゃべりだけしかしない男性というのは、この世において一番美しいもののそばにいたいと思っているから、そうします。
と言うと、「そこに身体接触はなくていいのですか?」と質問してくる女性がいると思いますが、ある種の男性にとっては、身体接触はなくてもいいようです。
例えば、ある60代の男性は、数年前に娘さんを亡くしました。その結果、娘さんの年齢に近い女性と一緒にいるだけでいい、一緒におしゃべりするだけでいい、と思うそうです。
つまり、その男性にとって女性とは、下半身の欲望を満たしてくれる存在ではなく、娘のように純粋な愛情を持って接するべき、この世で最も美しい存在だということです。
50代の独身男性
また別の男性は、50代で独身です。若い頃たくさん遊んできて、女性の身体がどのようなものか熟知していますし、いまさら女性の身体がもの珍しいわけでもありません。みなさん持っているものは持っているし、その体積や形が少し違うだけでみんな同じものを持っているとその男性は思っています。
それでもなお、その男性は女性のそばにいたいと思います。なぜなら、その男性にとってこの世で一番美しいものは女性だからです。
女性にも似たような思いがありませんか?
このような話をしてもピンとこないかもしれませんので、女性の立場から、少し別のたとえをしましょう。
例えば、あなたにとって美しいものは何ですか? アイドルグループのある男の子でしょうか? あるいは、ブランドものの非常に流麗な形をしたハイヒールでしょうか?
私は男なので、女性が何をこの世で最も美しいと思っているのかよくわかりません。しかし、想像してみてください。あなたにとって最も美しいものがあるとしましょう。そのもののそばにいたいと、あなたは思いませんか?
ある種の男にとっては、それが女性だということです。
男の日常生活とは
男の日常生活は非常に殺伐としています。娘さんに先立たれたおじいちゃんとか、50代の独身男性の日常生活というものは特に、殺伐としています。
朝起きてもしゃべる相手がいません。仮に、彼らが仕事をしているとすれば、当然会社に行くわけですが、会社に行ったところで、そこにいるのは、当たり前ですが、従業員だけです。従業員になんらか欲望を燃やす特異な男もいますが、たいていは、仕事仲間は仕事仲間としてしか見ることができないわけで、要するに殺伐としたオフィスの風景が眼前に広がっているだけです。
仕事が終われば、話し相手がいないのでスナックに行くこともあります。スナックでお酒を飲むという行為に興味がわかない男性であれば、そのまままっすぐ家に帰って、ネットフリックスでも見ながら缶ビールを飲み、コンビニで買ってきたつまみを1~2品つまんで、風呂に入って寝るだけです。
つまり男性というのは、自分が最も美しいと思っているものに1ミリも、日常的に触れることができない生き物です。
そういう男性であっても、メンズエステ店で5万円とか7万円とかを払えば、3時間、5時間、この世で最も美しいもののそばにいることができます。
男であるさみしさ
こういった男性心理の背景にあるのは、さみしさです。そのさみしさには2種類あります。両方とも、男と女というドーバー海峡より深い溝が根底にあることが前提となります。
すなわち男は、女性がこの世で最も美しいと思ったところで、女になることができません。
2つ目は、自分がこの世で最も美しいと思っている女性に近づこうと思っても、ある一定以上は近づくことができません。物理的に近づくことはできても、その女性がふだん何を考えているのかを、心底知ることはできません。
渡辺美里さんの歌の歌詞に「きみが何を考えているのか知りたい」という歌詞がありますが、そういうことです。5時間も6時間も、ある女性としゃべったところで、その女性が真に何を考えているのか、どういった時に悲しみを覚え、どういった時に生きている喜びを覚えるのかを知ることはできません。心というのはそれほどにも、深くて未知なものだからです。
そんなこんなで男たちは、不可思議、かつこの世で最も美しいもののそばにいたいと思うのです。そこに身体接触が入り込む余地はありません。
要するに、男にとって女性は女神なのです。
女性であるあなただって、時には神様のそばにいたいと渇望しますよね。それと同じことです。
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