丁寧な接客を心がけても指名客が増えません。どうすればいいですか?

●質問
私はメンズエステで丁寧な接客を心掛けているつもりでいます。でも指名客が増えません。どうすれば指名客が増えますか?
●回答
丁寧な接客に喜んでリピする男性客は、おそらく2割くらいだと思います。あと8割の男性はまったく違うことを求めてメンズエステに遊びに来ていると思われます。

2割の男性の本音とは?
2割の男性の本音は、近所の整骨院で男性の柔道整復師にマッサージしてもらうのであれば、少しお金を足して健全メンズエステできれいなおねえさんにマッサージしてもらいたいというものです。
柔道整復師のマッサージも保険が適応されなければそれなりの金額がしますから、行く回数を調整するなどすればメンズエステに行けちゃうんですね。
なにもエロい下心があってそう思うのではありません。基本的には「おじさんはおじさんのことがあまり好きではない」ですから、単純に「どうせマッサージしてもらうなら女性に」と思っているということです。
残りの8割の男性の本音とは?
残りの8割の男性の本音とは、「僕の女神になってください」です。
男性客は常に、自分にとって都合のいい「セラピストさんのいいところ」しか見ていません。要するに、笑顔が素敵で、「僕のことを包んでくれそうな感じがする」。そういった視点でしか見ていません。
あなたが日本酒好きで、枝豆と日本酒があれば朝まで飲んでられるような「おっさん趣味」を持っていたとしても、そこには目もくれません。あくまで「僕の女神になってくれそうな人かどうか」という基準でしか見ていないのです。
これはガールズバーでもキャバクラでも、どこでも、男性を接客する商売というのはそういうものなので、それについて良い/悪いというのは全くありません。「それはそういうもの」なのです。そういうものに男性客はお金を払いますし、女性はそのお金で生活をしているわけです。繰り返しますが、良いとか悪いという話ではありません。
という前提条件をもとに、具体的には、男性客が入っていける心の隙間をセラピストさんが提供してあげればいいのです。いつも丁寧な接客を心がけている人は真面目で優秀だと思いますが、男性から見た場合、隙がない、すなわち「僕が入っていける隙間がない」ので、男性からすればとっつきにくいと思ってしまうのです。このことにも、良いも悪いもありません。男性の男性から見れば、そのように見えるという事実があるだけです。

長い目で見たら稼げるセラピストさん
とはいうものの、長い目で見れば、丁寧な接客を心がけている女性は手堅く稼げます。メンズエステに遊びに来る男性は、基本的には真面目な人が多いですから、自分と同じように真面目な女性を好む傾向があります。
もちろん、そうではないケースもあります。例えば、小学生の頃からまじめにコツコツと母親の言いつけどおりに勉強してお医者になった男性の中には、自分と全く正反対の性格の女性、すなわちヤンキーのような女性を好きになり、毎週のように指名する人もいたりします。しかし他方で、自分と同じような女性、すなわち似たものを持っているように見える女性、同じ波動を感じる女性に共感し、指名し続ける男性がいるのも事実です。
そういう男性は絶えず、丁寧な接客を常に心がけている真面目で優秀なセラピストさんを探し求めていますので、やがてそういう男性客に出会えますし、長くやっていれば、そういったお客さんが累積してゆき、あなたの収入を支えてくれるはずです。
メンズエステのオーナーさんの裏話
最後に、メンズエステの経営の裏側を少しお話しましょう。
メンズエステのオーナーさんの中には、本当は女性向けのエステサロンを経営したいと思っている人もいます。しかし、女性用のエステサロンは「ホットペッパービューティー」を見るまでもなく飽和状態です。また、その差別化が非常に難しい。それぞれの店がそれぞれに趣向を凝らして一生懸命やっていますが、「ホットペッパービューティー」に広告を出したとき、そこまで大きな差別化ができない。あるいは、差別化できたとしても、一般のお客さんにはなかなか伝わりづらい。というわけで、結局は価格競争になったり、予約の取りやすさの競争になったりします。その必然の結果として、経営自体が疲弊してゆき、市場から撤退することになる――そういったサイクルの中にあります。

それに比べて、男性客を相手にするメンズエステの場合は、お店の数的には飽和状態であるとは言え、ある程度手堅く稼げます。他社より派手に広告を出さなくても、それなりにお客さんが集まってきます。
というわけで、女性用のエステではなく、男性用のメンズエステを経営するという判断をしているオーナーさんもいらっしゃいます。
そういった流れは、セラピストさんにも言えます。本当は女性用のエステサロンで丁寧な接客を心がけて長く働きたいと思っているにもかかわらず、収入やその他のことを考慮すれば、メンズエステの方がいいということで、メンズエステで働くセラピストさんがいらっしゃいます。
しかし、いずれにしても、いつも真面目に丁寧に接客をしていれば、長い目で見れば繁栄してゆきますので、あなたはあなたのやり方を堅持なさることをお勧めします。
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