ずっと指名してくれてたお客さんが来なくなりました。どうすればいいのですか?

●質問
ずっと指名してくれていたお客さんがお店に来なくなりました。メンズエステではそういうのはさほど珍しくないのかもしれませんが、私はかなり落ち込んでます。どうすれば指名客ってずっと来てくれるのですか?
●回答
メンズエステに限らず、スナックでもキャバクラでもガールズバーでも、指名客って、突然来なくなります。そのことを「お金の切れ目が縁の切れ目」と言う人がしばしばいます。要するに、男性客のふところ具合が悪くなったので、お店に行きたくても行けない状況になったというわけです。
それは一理あると思います。男の人って、どうしても女性の前で見栄を張りますから、「お金がないからもうお店に来れない」とは言えないのです。遊びがうまい人は正直に言うこともあります。あるいは言わずとも、少しずつ注文するお酒の単価が下がっていったりします。
しかし、そういう人であっても、いよいよ本当にお金がなくなったら、ぱったりと音信不通になったりするものです。まあ、世の中って、そんなふうにできています。
さて、以下に指名についていくつか重要なことをお話しますので、よかったら参考になさってください。

指名には変化が含まれている
指名という言葉には、変化という概念が前提されています。つまり、指名というのは、未来永劫続くものではなく、なんらかのきっかけによって変化する、すなわち指名客が指名客でなくなることがある、ということが前提されているのです。
このことは少し冷静になって考えれば、誰だって理解できることだと思います。
しかし、自分が当事者になったら、途端に理解できなくなる概念のようです。指名客をやっとの思いでゲットしたらすごく喜ぶし、すごく興奮するし、ずっとこの状況が続けばいいのにと思うでしょう。しかし、実際には、指名客は明日来なくなるかもしれませんし、半年後に来なくなるかもしれませんし、再来年に来なくなるかもしれません。いつかは来なくなるのです。そのことを常に意識しておいてほしいと思います。
つねに新規
ではどうすればいいのかというと、「つねに新規」の精神で仕事に励むことです。もっと端的に言うなら、調子のいい時こそ、新規客を必死になってつかまえる姿勢が重要です。
指名客が増えると、指名客のお世話をすることだけに集中しがちですが、それではやがて衰退してゆく、すなわち売上が下がっていきます。これも当たり前のことです。一度のぼりつめたものは、あとは下がるしかないからです。
のぼった状態をそのままキープしようと思えば、それまでの2倍、3倍の努力が必要になります。これも当たり前のことでしょう。

例えば、部活も同じです。毎年全国優勝するような常勝校はだから、努力しているのです。今年優勝したからといって、「じゃあ来年はちょっとラクに練習しよう」とはならないのです。今年優勝したら、それまで以上の練習を翌年も続け、どうにか優勝しようとみんなで誓いあって頑張る。そういった姿勢が部活だけでなく、本当は仕事にも徹底してないと、指名客を維持し続けることは不可能です。
新規客のお世話をするより、気心知れた常連客のお世話をするほうが精神的にラクだと思います。しかしそれでは売上が落ちるのです。新規客が来なくなるのです。営業の世界ってそんなものなのです。
あなたが楽しくはたらくことで
とはいうものの、やはりセラピストさんであるあなた自身が楽しみながら働くことが最も重要です。指名客を逃すまいと思って必死になってやっていたら、どうしても視野が狭くなります。視野が狭い女性の接客は、男性にすぐ勘づかれます。「この人、売り上げを維持するのに必死なんだ」とか、「ほかの指名客のことを考えながら接客しているんだ」とか、そういうのがすぐにバレてしまうのです。
そうではなくて、どのような状況であっても、どのようなお客様に対してであっても、楽しく働くこと。たとえ楽しくなくても、楽しそうに振る舞うこと。これが指名客を維持するうえで非常に重要ではないかと思います。

メンズエステにおいても、ガールズバーにおいても、保険の営業であっても、とかく営業ごとというのは数字の世界ですから、上がれば下がるし、下がれば上がります。今がどん底の人はやがて運気が上向くでしょうし、今が最高の人は、今まで以上の努力をしないと今の収入を維持することはできません。どのような職業も同じです。
であれば、自分が好きな職業で努力すればいいということが言えます。もしあなたが、メンズエステのお仕事を天職と思うのであれば、ぜひ前向きに努力していただきたく思います。
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