クソ客が多くてイヤになります。どうすればいいですか?

●質問
クソ客が多くて本当にイヤになります。どうすればいいでしょうか?
●回答
たしかに、おかしな客っていますよね。ふつうに接客しているのに、「あれがダメ」「これがダメ」「こんなんだったらお金のムダだからお金を返せ」などと言う客がいますよね。私はセラピストさんに深く同情します。
そんな客に出会ったとき、どのようにすればいいのかについて、以下にお話しましょう。

お客に文句を言われやすいセラピストさんの特徴
「この客は文句を言ってくるのではないか」と心の奥底で心配しているセラピストさんは、お客に文句を言われやすいです。反対に、いつもニコニコして「まあ、いろんなお客さんがいるから、お客さんに合わせてうまくやっておこう」と、鷹揚にかまえているセラピストさんは、クソ客に遭遇する確率がすごく低いです。
こういうのを世間では引き寄せの法則と言います。簡単に言えば、心配するから、その心配事が現実のものになるというわけです。
私の経験によると、心配が先立つセラピストさんは往々にして、自分の親との関係があまりよくない傾向にあります。そのことからわかることは1つで、私たちは他人を見るとき、実は自分の親というフィルターを通して見ている、ということが言えます。
お父さんと仲良くないセラピストさん
例えば、お父さんのことが好きではないセラピストさんが、お父さんの年齢に近いお客に接するとき、そのお客をお父さんというフィルターを通して見てしまっています。これは意識してそう見ているとか、意識してそう見ないようにしようということができないことです。いわゆる無意識のうちにそのように見てしまっているということです。
なので、そのお客はお父さんとは全く違う人物であるにも関わらず、あなたは警戒しながら接する。だから相手も、なにか具合が悪いと思って、ちょっと文句を言う。その結果、あなたが心配していたことが現実のものになる。といったことが起こります。
したがって、親との関係を良好なものにすればクソ客に遭遇する確率はうんと低くなるわけですが、そう簡単に親との関係を良好にできない人はどのようにすればいいのでしょうか?
そのことについて、以下にお話しましょう。

クソ客に遭遇する確率の高い人のもう1つの特徴
クソ客に遭遇する確率の高い人のもう1つの特徴として、根がマジメだということが言えます。これも「私調べ」であって、そういった統計データがあるかどうかは知りません。何百人というセラピストさんを見てきた中で、私がそのように感じるということです。
マジメな人はお客の細かいところをあげつらって、お客に文句を言います。もちろん面と向かって文句を言うわけではありません。心の中で文句を言います。あるいは、同僚どうしで文句を言います。セラピストさんも生身の人間ですから、そうしても全然かまわないと私は思うのですが、問題はあなたがマジメすぎる点にあります。
お客がおかしな行動をとろうと、少々体臭が臭かろうと、放っておくといいのです。もちろん、臭さの実害をあなたはもろに受けるわけですが、こればかりは、すみませんが、仕事だと割り切ってください。メンズエステのセラピストさんにしろ、看護師さんにしろ、介護士さんにしろ、そういうのは事故みたいなものですから諦めてください。
それを諦めることなく、同僚どうしで文句を言い合うとか、愚痴を言い合うとか、そんなことをするから、余計に沼っていくのです。
遊ぼう!
それはなにも、あなたの性格が悪いということではありません。そうではなくて、繰り返しになりますが、あなたがマジメすぎるのです。そんなことなんか忘れて、海にでも行って遊ぶといいです。海が遠ければ、飲みに行くとか、カラオケに行くとか、なにか遊びましょう。
ちなみに、マジメすぎる人は、言葉をたくさん使いすぎる傾向にあります。
私たちは言葉の世界とそうではない世界の2つの世界を行ったり来たりすることによって、メンタルを健全に保つことができます。言葉ではない世界というのは、感じるしかない世界です。海に行って海がきれいだなと思うとか、夕焼けがきれいだなと思うというのは、それ以上言語化するのが困難なこと、すなわち感じるしかないことです。
その感じるしかないことと、言葉の世界とを、うまく往復することによって、私たちの精神はあるていど健全に保たれ、その健全な精神をお客が感じとって、「このセラピストさんの前ではちゃんとしておかなくちゃいけない」と思う。だから接客や店舗運営が上手くいく――そういったサイクルが接客の基本にあります。
そのサイクルを、あなたがマジメすぎるという理由で壊してしまうと、真っ先にその被害を受けるのはあなた自身です。
もうちょっと適当に、ちゃらんぽらんに、おもしろおかしく生きる努力をすれば、クソ客に遭遇する確率がうんと低くなります。なにも苦痛に満ちた勉強という努力をしなさいと言っているわけではありません。ちゃらんぽらんに生きる努力をしなさいと言っています。
そういった努力ならできそうでしょ?
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