メンズエステの確定申告がわからない。お金の話...

メンズエステの確定申告がわからない。お金の話から逃げたくなる人へ

2026 8/5
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「確定申告」という言葉を見るだけで疲れる

メンズエステで働くセラピストを取材していると、お金についての悩みを聞くことがあります。その中でも、少し独特な空気になるのが「確定申告」の話です。

「よくわからないんです」

そう言って笑う人がいます。

でも、その笑い方には少し不安が混じっています。

確定申告をした方がいいのだろうか。副業の場合はどうなるのだろう。経費とは何なのか。領収書は必要なのか。そもそも自分の収入は、税金の上でどのように扱われるのか。

わからないことが多い。

だから、考えたくない。

スマホで「メンズエステ 確定申告」と検索する。いくつか記事を読む。でも、知らない言葉が出てくる。

所得。

経費。

控除。

申告。

読む前より疲れる。

そして、スマホを閉じる。

「また今度調べよう」

人間は、よくわからないものに出会った時、二つの行動を取ります。

調べるか。

逃げるか。

そして、疲れている時は、たいてい逃げます。

これは意志が弱いからではありません。

わからないものを見ると、人間の頭は思っている以上に疲れるのです。

 

わからないことは、頭の中で大きくなる

たとえば、病院から一通の封筒が届いたとします。

まだ開けていません。

でも、「何か悪い知らせかもしれない」と思う。

すると、封筒を見るたびに不安になる。

明日開けよう。

今日は疲れているから。

そうやって三日置く。

すると、最初は小さかった不安が大きくなります。

もしかして重大な話ではないか。

電話がかかってくるのではないか。

怒られるのではないか。

封筒の中身は変わっていません。

変わったのは、自分の想像です。

確定申告についても、少し似たことが起きます。

わからない。

だから放置する。

放置すると不安になる。

不安になるから、ますます見たくなくなる。

哲学者セネカは、人間は現実よりも想像の中で多く苦しむという趣旨のことを書いています。

人は、知らないものに勝手な物語をつけます。

「ものすごく難しいに違いない」

「間違えたら大変なことになる」

「今さら聞いたら怒られる」

本当にそうなのかは、まだわかりません。

でも、頭の中ではすでに大事件になっています。

 

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税金の具体的な判断は「人によって違う」

ここで大切なことを一つ書いておきます。

メンズエステで働いているから、全員がまったく同じ税務上の扱いになるとは限りません。

働き方。

契約の形。

収入の状況。

昼職など他の所得の有無。

必要な確認事項は、人によって違う場合があります。

とくに副業セラピストの場合、「会社員としての収入がある」「別の仕事もしている」といった事情もあるでしょう。

だから、インターネットの記事を一つ読んで、「私は絶対これだ」と決めつけない方がいい。

税金について具体的な判断が必要な場合は、国税庁の案内を確認したり、税務署や税理士など適切な専門家に相談したりすることが大切です。

この記事で税務上の個別判断をすることはできません。

ただ、わたしが書きたいのは、その一歩手前の話です。

なぜ人は、わからないお金の話から逃げたくなるのか。

そして、なぜ逃げるほど不安が大きくなるのか。

これは税金だけの話ではありません。

人生のいろいろな場面で起きることです。

 

「知らない自分」を見たくない

人間には、少し変なプライドがあります。

大人になると、「知らない」と言いにくくなる。

学生なら、「わかりません」と言えます。

先生が教えてくれる。

でも、大人になると、誰も先生を用意してくれません。

銀行。

保険。

年金。

税金。

契約。

突然、いろいろなことを知っている前提で生活が進みます。

でも、本当は知らない。

確定申告についても、学校で詳しく習った記憶がない人は多いでしょう。

それなのに、大人になると「知っていて当然」のような気がする。

だから質問できない。

「こんなこと聞いたら恥ずかしいかな」

そう思う。

哲学者ソクラテスは、「自分が知らないことを知っている」という姿勢を大切にしました。

いわゆる「無知の知」です。

知らないことは、恥ではありません。

本当に危ないのは、知らないのに知っているふりをすることです。

確定申告がわからない。

ならば、「わからない」が現在地です。

現在地がわかれば、次にどこへ行けばいいかを考えられます。

 

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一気に全部理解しようとするから嫌になる

確定申告について調べ始めると、いろいろな言葉が出てきます。

全部理解しようとする。

すると、頭が疲れます。

人間は、知らない分野を一日で理解するのが得意ではありません。

初めて料理をする人が、いきなりフランス料理のフルコースを作ろうとしたら嫌になるでしょう。

でも、目玉焼きなら作れるかもしれない。

お金の話も同じです。

まず、自分がどれくらい収入を得たのかを整理する。

次に、仕事に関係する支出の記録を確認する。

そして、自分の場合にどんな確認が必要なのか、公的な情報や専門家に聞く。

一つずつです。

哲学者デカルトは、難しい問題をできるだけ小さく分けて考えることを方法の一つとして示しました。

大きな問題は怖い。

でも、小さくすると少し扱いやすくなります。

「確定申告を完璧に理解する」

そう考えると重い。

「今日は収入の記録を確認する」

それなら、できるかもしれません。

人間は、遠くの山を見ると疲れます。

次の一歩だけを見ると、少し歩けます。

 

放置している問題は、休んでいる時にも頭にいる

考えたくない問題を放置すると、一時的には楽になります。

スマホを閉じる。

書類を引き出しに入れる。

見えなくなる。

でも、不思議なことに、問題は頭の中から完全には消えません。

休日にカフェでコーヒーを飲んでいる。

ふと、思い出す。

「そういえば確定申告……」

楽しい時間に、小さな不安が入ってくる。

夜、寝る前にも思い出す。

つまり、放置した問題は、目の前から消えても心の中に残ります。

心理学では、終わっていない課題が記憶に残りやすい現象について語られることがあります。

生活の感覚としても、よくわかります。

返信していないメール。

払っていない請求書。

予約していない病院。

「やらなきゃ」と思っているものは、頭の隅に居続けます。

だから、問題に向き合うことは、苦しいことだけではありません。

頭の中から問題を外に出す作業でもあります。

紙に書く。

数字を確認する。

質問する。

一つ行動すると、不安が少し具体的になります。

具体的な不安は、ぼんやりした不安より扱いやすい。

 

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専門家に聞くことは「負け」ではない

自分で全部やらなければならないと思っている人がいます。

インターネットで調べる。

動画を見る。

何時間も悩む。

もちろん、自分で学ぶことは大切です。

でも、専門的な判断が必要なことまで一人で抱える必要はありません。

税金の具体的な扱いについて疑問があるなら、税務署や税理士などに確認する方法があります。

相談することは、自分の能力不足を認めることではありません。

むしろ、自分がどこまでわかっていて、どこからわからないのかを知ることです。

病気になったら医師に相談する。

法律の問題なら、必要に応じて法律の専門家に相談する。

税務の問題なら、適切な窓口や専門家に確認する。

人間社会は、一人ですべてを理解しなくても生きられるようにできています。

専門家とは、そのためにいる人です。

 

まとめ──不安を小さくする最初の方法は「見ること」

メンズエステの確定申告がわからない。

副業の場合はどうなるのかわからない。

税金の話を見るだけで疲れる。

そんな人もいるでしょう。

まず、わからない自分を責める必要はありません。

知らないものは、知らない。

そこから始めればいい。

ただ、怖いからといって長く放置すると、不安は頭の中で大きくなります。

人間の想像力は、とても優秀です。

空白があると、勝手に怖い物語を書きます。

だから、一度見る。

収入を確認する。

記録を整理する。

公的な情報を見る。

わからなければ、適切な窓口や専門家に聞く。

一気に全部やらなくていい。

今日は一つ。

明日、もう一つ。

それでいいのだと思います。

人生には、考えたくないことがたくさんあります。

お金。

病気。

老後。

人間関係。

でも、見ないふりをしている間、その問題は消えているわけではありません。

むしろ、頭の中で少しずつ大きくなる。

だから、怖い時ほど一度だけ見る。

現実は、想像より面倒なことがあります。

でも時々、想像していたほど怖くないこともあります。

わからないことを、わからないまま放置しない。

「私はここがわかりません」と言う。

それは大人として恥ずかしいことではありません。

自分の生活を、自分で少しずつ引き受けていく。

確定申告について考えることも、もしかすると、そういう生活の練習の一つなのかもしれません。

 

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