メンズエステの求人を見ると、「月50万円以上可能」「未経験でも高収入」といった言葉をよく目にします。実際に、一般的なメンズエステでは月に50万円前後は狙えるお給料体系をとっているお店も多く、安定して稼げる仕事として人気があります。

しかし現実には、「思ったほど稼げない…」「どうして私だけ出勤しても指名が少ないの？」と悩む女性も少なくありません。では、そんな時はどうすればいいのでしょうか？
今回は、メンズエステで安定して稼げない時の対処法と、長期的にリピーターを増やす考え方を、3つの視点から詳しく解説します。

まずは“耐える”という選択肢を持つ
いきなりドMみたいな話で申し訳ございません。しかし、稼げないからすぐ辞める、というのでは「お仕事」になりませんから、少しは耐えてみてください。
というのも、メンズエステの営業サイクルは、実はスナックやバーに似ているからです。お客さんが多い日もあれば少ない日もあり、波があるのは当たり前なのです。

実際に、給料日前、悪天候の日、連休後、大型イベント期間……このようなタイミングは、どれだけ魅力的なキャンペーンを打っても、「ゼロ客の日」が発生することがあります。

重要なのは、“その日だけを見て落ち込まないこと”。短いスパンで稼げない日が続いても、長期で見ると必ず波が上向くタイミングがあります。これはどのお店でも共通です。
だからこそ、「耐える」という選択肢は意外と正しい戦略でもあるのです。

メンタルが落ち込んでしまうと接客にも影響し、稼げる時期を逃してしまいがちです。しかし、まずは焦らず、短期間の数字に一喜一憂しすぎないことが大切です。

営業メールは「粘り勝ち」が基本
「営業メールしても来てくれないから、もう送らない」という女性もいます。しかし、実はこれは非常にもったいない行動です。なぜなら男性客は、「気まぐれで予定が変わる生き物」だからです。
例えば、「先週は忙しくて来られなかっただけ」「あなたのメールを読んでいたがタイミングが合わなかった」「忙しくて未読スルーしていただけ」……そこに悪意はまったくなく、単に忙しかっただけ……こうしたケースは本当に多いのです。
だからこそ、最近メールを送っていないお客さんほど、一度リマインドしてみる価値があります。

営業メールのコツ
営業メールのコツは、「色気」ではなく「安心感と継続性」です。

例えばこんな文章は効果が高いです。

・「最近お仕事どうですか？少し疲れていそうだったので気になってました」
・「今週はゆっくり過ごしてもらえる時間を用意してます」
・「またお会いできるのを楽しみにしています」

ポイントは、「あなたを気にかけています」というメッセージを、さりげなく伝えること。営業は“粘り強さ”が成果につながる世界です。一度や二度の空振りで諦めるのは早すぎます。

お店や環境を変えるのも立派な戦略
どれだけ接客が丁寧でも、どれだけ努力しても稼げない場合があります。その理由はあなたではなく、「お店のカラー」や「同僚とのキャラかぶり」にある可能性も高いです。

例えば、

・店全体の客層があなたと相性が悪い

・セラピストさん同士のキャラクターが似ていて指名が分散する

・店舗の立地や営業時間が難しい

・そもそもお店じたいの集客が弱い

こういう場合、どれだけ頑張っても数字が伸びにくい環境があります。したがって、環境を変えるという選択肢は、決して逃げではありません。むしろ、「自分の魅力が活かせる場所を見つける」という非常に前向きな行動です。お店を移籍しただけで月収が倍になった、指名が増えた、というのはこの業界では珍しいことではありません。

稼げない時こそ、自信を失わないこと
どんなに経験豊富なセラピストさんでも、「今日はゼロ客だった…」「全然稼げない…」……そんな時期は必ずあります。
しかし大切なのは、自信を失わないこと。メンズエステで働く女性には、必ず「あなたを好きになってくれる男性客」が存在します。どんな小さなお店であっても、必ず3人はリピーターになる男性客がいると言われています。
その3人に出会えるかどうかは、「諦めるか、諦めないか」この小さな違いだけです。焦らず、腐らず、長期で見て丁寧に積み重ねていけば、必ずあなたの魅力を理解し、繰り返し会いに来てくれるお客さんが現れます。

さいごに
メンズエステで稼げない時は、

・耐えて波をやり過ごす
・営業メールで関係を温め直す
・環境を変えてみる

この3つを意識するだけで、必ず状況は改善します。

そして一番大切なのは、「自分の魅力を疑わないこと」。まだ見ぬリピーターさんは必ず存在します。諦めずに続けることが、あなたが安定して稼げる未来への最短ルートです。
どうかがんばってください！